書くということ
一昨日、広島に戻る新幹線の中で
ふっと頭をよぎった事。
「あ、文章を書くってのは誤解を与えることなんだな」
なんの前触れもなく、こんなことが
よぎっちゃいました。
私の場合、こうやってメルマガとかで
文章を書いてるわけですが、いくら頑張って書いても
・1人残らず全員に誤解なく正確に伝える
ってのは全く出来ません。
私の文章力の無さは当然のこと
・読み手の読解力
・知識
・経験
・読んだときの心理状態
などなど・・・
いろんなことに影響を受けて
正しく伝わらないってことが当然。
そして、伝わらないだけなら
まだしも、誤解を超えて
●傷つけてしまう
という事もしかねない。
いや、多分してきてます。
・文章を書くことで与える誤解
・文章を書くことで傷つける
こういった事を無くすことは
文章を書き続ける限りは絶対に無理。
誰にも誤解を与えないような
丁寧すぎる文章を書いたら恐らく
【誰もが理解できない意味不明な文章に】
誰もが傷つかない文書を
書こうとしたら恐らく
【八方美人で誰にも伝わらない文章に】
本当に意味のない文章しか
書けなくなる。
私のような”ビジネスの一環として”
文章を書いてる人間は
・誰にも理解されない
・誰にも伝わらない
は死活問題なので
●誰かに理解されるために誰に誤解される
●誰かに伝えるために、誰かを傷つける
そういった事を意識して
書き続けるしか無い。
ちょっと、かっこ良く書けば
【誤解される覚悟と傷つける覚悟】
この”覚悟”を持つことが文章力を
つけていくための大前提になるんじゃないかな?
ん??
そう考えたらビジネスは全て
・誤解される覚悟
・傷つける覚悟
を持つ人じゃないと、フィールドに
たっちゃダメですよね。
その覚悟を持たずにビジネスの
フィールドに立ち続けてる人は例外なく
痛い目にあった時に逃げ出してます。
今の会社を作った10年前よりは
そういった覚悟は持ててると思う。
けど、まだまだ覚悟が足りないな~とも
一方で思う。
そんな自分もいます。
これを読んでいるアナタ。
今回は文章を書くってテーマで書き始めましたが
ビジネスの世界は全て一緒。
アナタはビジネス一本で生計を立てる為に、
そして、誰かに伝えるために
・誰かに誤解される覚悟
・誰かを傷つける覚悟
持ててますか?
な~~んて、ちょっと問いかけで
終わってみます。