ゴディバ広告から感じるバレンタイン戦略の上手さ
数日前の新聞広告で
チョコレートブランドのGODIVAが
「日本は、義理チョコをやめよう」
というコピーで広告を
出したのが話題になってます。
GODIVAの記事
https://youpouch.com/2018/02/01/489264/
この広告はかなり好意的に
受け止められてるらしく特に女性層から
「良く言ってくれた!」
という反響があるとのこと。
で、この広告。チョコレートブランドが
身を切るようなことを言ってるから凄い!
みたいな捉えられ方
されてるけど・・・
「義理チョコでGODIVA買う人
どのくらいいるの??」
ってこれ見て思ったんですよね。
恐らく、GODIVAくらいの
ブランドであれば、自社商品が義理チョコ目的で
買われてる比率は把握してるはず。
その数字計算ができた上で
「日本人に、義理チョコを買わせない。
つまり、安めの他社商品を買わせない。
その浮いたお金を、本命チョコや友チョコに
”ちょっと高級なチョコレート”を買ってもらおう」
というイメージを刻ませようと
してるんだろうなーと。
ここで言うちょっと高級な
チョコレートはもちろんGODIVA。
女性の共感を生む義理チョコやめよう
運動を提唱してる企業なんだから女性も
GODIVAの優先順位は上がってるでしょうしね♪
新たな市場を生み出すのではなく、
・義理チョコ
というGODIVAが得意としない(であろう)
市場を社会の共感を得ながら潰す運動を起こす。
そして、その市場規模が
落ちた空白地帯を本命チョコや
友チョコなどのGODIVAが得意とする
市場に導いていく。
何となくですが、
そんな絵を描いてるのでは?
と推測しています。
今回の仮説が正しいか的外れか。
私のそばにGODIVA関係者がいないので
分かりません。
が、ニュースの一般的な反応とは
違う視点で自分の仮説を立てる。
そんな遊びを続けてると
結構ビジネスをやっていく人間としての
力はついていきますよー。
参考にしてみてください。
では!!