センスが磨かれるロジックとは?(その2)
前回のメルマガで、一流の共通項に
・多くのファンがいる
・長い年月に渡って評価され続ける
・本質的である
・密度が詰まっている
ってことに触れ、特に
・密度が詰まっている
ことを掘り下げてみました。
で、今日も散歩しながらさらなる
考察を深めていたのですが、
「ビジネスセンスを磨くために触れるべき
”一流”って何か?」
この疑問を解決する
糸口として
【”本質的”で”密度の濃い”コンテンツ】
っていう基準をもうけてはどうか?
と考えてみました。
私は”センス”ってヤツの磨き方を
自分の言葉で具体的にすると
【引き出し(ボキャブラリー)の量を増やすこと】
【蓄えた引き出しを様々な状況から引き出せる
訓練をすること】
の2つじゃないかな?
と考えています。
その上で
【”本質的”で”密度の濃いコンテンツ”】
がビジネスでセンスを磨くための
一流であると仮説を立てて更に深めます。
まず”本質的”を自分の言葉に置き換えると
●あらゆるジャンルで通用する事柄
であるってこと。
”密度の濃いコンテンツ”
を自分の言葉に置き換えると
●繰り返し見る度に新たな気付きが得られる
様々な情報
と考えます。
例えば、司馬遼太郎の坂の上の雲。
昭和の大文豪の代表作として、
誰しもが認める一流の小説。
この本が一流たる所以は
いろいろあるんでしょうが
単純な物語としての文章の面白さとは別に
・歴史考察
・ビジネスへの応用
・人物描写の魅力
などなど・・・
いろんな角度から楽しめます。
当然、私も大好きで読み返す度に
新たな発見があります。
こういう本を読んでいく事は
センスを磨くための第一歩と言って
間違いはないでしょう。
こういう本に書かれている内容を
熟読し
・小冊の中で起きている印象的な事柄
・記憶に残る明言
・引き込まれる文章の流れ
などを自分の心に刻みこむ。
これが”ボキャブラリーを増やす”
って事に繋がるはず。
ん~~・・・書いてて
自分で疑問に思ったのが
「二流以下のコンテンツを
膨大に読み込んでいくというやり方では
センスは磨かれないのか?」
「言語化されてないコンテンツ(絵画や音楽)
は一流でもビジネスセンスは磨かれないのか?」
とさらなる深みに・・・
なんか、私のマイブームの考察に
付きあわせて申し訳ないですが明日以降
もうちょっと考えてみます。