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タクシーで気づく”金持ち運転手”と”貧乏運転手”の違い

 2014/08/13 コラム
この記事は約 4 分で読めます。 7,487 Views

定期的にタクシーに持っている時に
思うことを徒然なるままに。

タクシー運転手の仕事って、
基本的にはお客を安全に目的地に
運ぶことです。

まあ、この”安全に”すら
出来ない運転手が多いのですが・・・

今日はそこは置いておいて。
運転手が収入を上げていく手段として
大事な1つが
●何人のお客から指名をとるか
のはずですよね。

運転手の指名をするくらいの人なら
頻繁にタクシーに乗る可能性が高い。

収入のベースアップに関わります。
が、そのための営業努力をする
運転手って少ないんですよね。

まあ、いろいろ細かいところが
気になるのですが、特に酷いのが
●会計を終えて、タクシーから降りるとき
経験上、かなりの運転手が

=================

客:運賃払う

→運転手:お釣り(と領収書)渡す

→運転手:自動ドアを開ける

→客:お釣り(と領収書)を財布に入れる

→客:外にでる

=================

という一連の流れを行います。

ほんとにダメダメ。
何がダメダメか分かりますか?

すぐに気づいた人はビジネスセンス
が凄くあります!
では、正解。

=================

客:運賃払う

→運転手:お釣り(と領収書)渡す

→客:お釣り(と領収書)を財布に入れる

→運転手:自動ドアを開ける

→客:外にでる

=================

これがお客さんに気持よく
車を出てもらう順番。

3番目と4番目が入れ替わったの
気づきました?
ダメダメな運転手は、お釣りを渡したら
”お客が財布にお釣りを入れる前に”自動ドアを
あけます。

これをされると、お客としては心理的に

「早くお釣りを入れて出て行かないとまずいのでは?」

というプレッシャーを与えられます。
そして、何となく追い出されるように
タクシーを降りるはめに。
だけど、信頼を獲得する運転手は
違います。

お釣りを渡して”お客さんがお釣りを財布に
入れたのを確認して”自動ドアを開けます。

こうされると、落ち着いてお釣りを
財布に入れられるし、ギリギリまで気持ちいい
車内にいることが出来ます。
ちょっとしたことですが、
この気遣いが出来る運転手は

・お客のことを考えてる

という印象をあたえる事が出来ます。
もちろん、お客全員が気づくわけではない。

ですが、何かしらビジネスで成功してる人
や多くの人から信頼を受けてる人はその辺の
感度が高いです。

そういう人は、お金を持ってるが故、
タクシーを頻繁に使う可能性も高い。

→ こういう人から指名が取れる可能性が上がる

→ 結果として収入アップ
雇われ運転手のウチはともかく、
将来独立してフリーの運転手になったら・・・

この人の収入は爆発的に伸び、
且つ安定するでしょうね。
1つのポイントに着目しましたが、
一事が万事。

こういうちょっとしたことが出来る
運転手は高い確率で運転自体も心地いいです。
そして、この差を産んでるのが

・自分の都合(早く移動したい)を優先してるか
・お客の都合(気持よく乗りたい)を優先しているか

という意識の差。
そして、この考え方は運転手に限らず
全てのビジネスをする人に共通しています。

あなたが何かしらのビジネスをしているなら、
自分の都合を優先する行動ばかりとってないか?

ちょっと考えてみてください。

 

 

 

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