1つを100回 VS 100個を1回ずつ
昨日のメルマガで、
==============
”密度の濃いコンテンツ”
を自分の言葉に置き換えると
●繰り返し見る度に新たな気付きが得られる
様々な情報
と考えます。
==============
と書き、そういった密度が一流コンテンツ
にはあると考えました。
それを読み返しててふと
思ったのですが
「一流と呼ばれるコンテンツ1つを繰り返し見る
のと、100個のコンテンツを1回ずつ見るの。
どっちがセンスを磨くのにはいいんだろう?」
って考えたんですね。
例えば、映画好きもそうでない人も名作として
挙げる事の多い作品に
・ショーシャンクの空に
という映画があります。
これを100回繰り返し見るのと、
この作品以外のハリウッド映画の名作100作品を
1回ずつ見るの。
どっちがセンスが磨かれるんでしょう?
・引き出しを増やす
・本質をつかむ
という観点なら、100作品を1回ずつ見る
ほうが良さそうな気がする。
いろんな映画を見ていたほうが
自分の引き出しとなるネタは増えそうだし
複数の映画で共通する部分があれば本質を
突いたものである可能性が高いし。
・・・って書きながらも
「1つの一流作品を100回見たほうが
いいのかも?」
と思う自分がいます。
・引き出しを増やす
・本質をつかむ
という観点で見ても、表面的に
使える引き出しやネタは増えそうだけど、
同じ作品を何度も何度も繰り返し見ることでしか
見えないことが多いのも事実。
私、最近はやらなくなりましたが、
昔同じ映画を何度も繰り返し見ていた時は
・最初はストーリーを単純に楽しむ
ってだけだけど、2回目以降は徐々に
細かい部分を気にしながら見るようになります。
例えば
・序盤のこのセリフは後半のあのシーンの為の伏線だったのか?
・なぜ、このシーンにこの音楽を使うのか?
・曲の流れ始めと流れ終わるタイミングはどういう
シーンか?
・このシーンのカメラはどう撮影されてるのか?
・なぜ、このシーンは人物との距離が離れた映像になってるか?
などなど・・・
監督にインタビューしたワケじゃないから、
想像しか出来ないけど、いろんな気づきを1つの映画で
得ることが出来ます。
そう考えると、例え一流と呼ばれる作品を大量に
1回ずつ見るよりは、名作1本を何度も繰り返し繰り返し
見るほうが
・普通の人が気づかない気づきを得る
・普通の人が持ってない視点を持つ
という意味では正しいアプローチなのでは。
なんか、こっちのほうが正解に
近い気がしてきましたね!
ということは・・・
ビジネスセンスを磨く為に
ビジネス書を読むアプローチとしては
●そのジャンルの名著を繰り返し繰り返し読む
ということをしつつ、その合間に
関連書籍を読みながら知識の補完をする。
こういうアプローチが、ビジネスセンスを
磨くには正しいアプローチである。
・・・こんな仮説を立ててみました。
もし、賛同していただけるようなら
ご自身が思う一流の名著を繰り返し読む。
そういうアプローチをして
ビジネスセンスを磨いてみてください。
「ビジネスって結局センスを
磨くしか無いよね」
これ、最近出会う複数の友人(メッチャ稼いでる人)
から共通して出てくる話題なので、
私の仮説が正しいかは分かりませんが
トライする価値はあると思いますので。
まだまだ、センスについては
書き足りないこと、考えたいことも
多いですが一端今回でこのネタは終わらせておきます。
では!!
藤岡 久仁章